ちょっと遊んでさぁ、焚き火だァ
野反湖から四万温泉まで行くには、R405号を10Km下ったとこに分岐があるので、左に入ると万沢林道の起点となる。
ここより入って直ぐに万沢林道最大の見せ場を迎える。道幅が広く、まるで北の林道のように感じるこの道を「万沢ストレート」と皆呼ぶらしい。
このロングストレート、全長は1kmも続く。ここは採石場へと続く道で、頻繁にダンプの往来があるが、限りなくフラットな幅広林道となる。多くのオフライダーは、四万温泉から入り約30km険しい山岳地帯を走り抜け、最後に味わうところだが、今回は逆コースなことから先に「万沢ストレート」を味わってしまうのだ!この万沢林道、途中舗装路もあるが、長い間オフロードを楽しむことができる。往復するにはしんどいがセロー2足2輪を十分堪能できた林道であった。(小雨模様で写真無し)
走破を終え、さあこれから〆の温泉だ。帰り道の応徳温泉に行こうか、京塚温泉に行こうか迷ったのだが、キャンプ場で応徳温泉の割引券を頂いたのでそちらへ。京塚温泉は侘び錆びで良いのだが…。100円割引に吊られ次に取っておこう!
応徳温泉の感想
「草津の上がり湯」としてのお湯は掛け流され、のんびりと静かに湯浴みが楽しめた。少し白濁した湯の中に独特な黒い湯の花が浮かんでいた。
泉質:ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉(中性低張性高温泉)
料金:400円 満足・満足
さて、ここから野反湖キャンプ場迄20km登坂道である。せっかく温まった体を冷やしてはと着込み40分ほど駆け抜け「天空の湖」、野反湖に到着!
日の入り後は、いろいろと危険なので明るいうちに到着でき良かった。焚き火用の薪を2束買いテクテクと10分程歩いて設営地に到着。お隣さんにソロキャンパー、
真ん前に3人組の若い衆と半日空けたらそこそこの賑わいとなっていた。
さあ、どんよりした夕暮れ、次第に闇に包まれはじめ、気温も下がってきたので、焚き火の用意と夕食の準備を始めることに。
メスティンで1合を固形燃料で焚き、
レトルトカレーを、ヨコザワテッパンでは和牛ステーキを。
食事のお供は缶ビール3本、ハイボール缶1本、缶酎ハイ1本、地酒350ml瓶、ワイン350ml1本、ウィスキーと色々持込んだ。こんなに飲めるはずも無い?
焚き火にあたりながら長い漆黒の夜を楽しむ材料は揃いすぎか?
飲んだり食ったり色々して、写真を一枚も残してなかったことは残念だが、22時頃まで耽っていた。
辺りも静まりかけてきたのでテントに入り就寝の準備。朝方相当冷え込むかと寝袋にインナーを詰め込みその上、着こみカイロを脇に置いて寝落ちした。朝方少々雨音がしたものの大した降りでもなくテントを出た7時には止んでいた。朝方も想像以上に冷え込むことなく、寒くて起きるようなこともなく熟睡できたが、少々頭が重たく…ちょっと飲みすぎた感が否めないぞ!
さぁ、撤収して今日は尻焼温泉→草津→毛無峠→山田温泉と走る予定ですが……